生徒の皆さん、おはようございます。

新型コロナウイルスの影響を受けて３年。やっと少し明るい兆しが見えてきました。数々の行事やイベントが規制なしでの通常開催ができるよう期待します。

さて、本日、令和４年度の修了式を迎えました。この修了式は、１学期や２学期の終業式と違い、特別な意味をもっています。それは、皆さんが無事に１年間の学習を全てやり終えたことを確認する節目の式だからです。

１年間、本当によく頑張りました。自分の成長の度合いが、自分自身で感じ取れるものもあれば、そうでないものもあります。でも、みなさん一人一人が着実に成長していることは、周りの友だち、先生方、そして家族にはきっと伝わっています。

昨日、春休みに読みたい本をネットで検索をしていたら、「あの頃に戻りたい」という詩がありました。内容は別として、私は妙に納得してクスッと笑ってしまいました。

卒業した３年生。新しい学年を迎える１・２年生。「あの頃は～」と懐かしむことも時には良いですが、まずは「今、この瞬間」、そしてさらに、「未来」を充実したものに変えていくことを考えましょう。今を頑張るからこそ、時間が経って・・・「あの頃は良かった。戻りたい。」と感じるのではないでしょうか。

皆さんの「高校生活３年間」という貴重な時間は限られています。

目標や「なりたい自分のイメージ」をもち、その実現に向けて、努力・精進を続けてください。また、修了・進級の節目の時期だからこそ、自分の成長を支えてくれている家族や友達、先生方に感謝の気持ちを改めて感じてください。

４月からの新しい学年、新しい出会いにおいて、皆さんの益々の活躍を期待して、修了式のあいさつとします。